ブランド化戦略の基本
ブランド化を進めるためには、人々がブランドをどう認識しているかを把握することが大事です。
メガブランド戦略とは
数年前、大手化粧品メーカーから、ブランドイメージキャラクターとして、大御所と呼ばれる有名女性タレントを何人も同時に起用したシャンプーや化粧品が発売されて話題を呼びました。当然、このブランド戦略には莫大な宣伝費が掛けられています。このように、複数のブランドに投資するべき費用を一つのブランドに集中的に投資することで、顧客にインパクトを与える方法を、メガブランド戦略と呼びます。
大きな市場をカバーするために
その業界のトップを走るリーダー企業は、ほとんどの場合、より多くのシェアを獲得するために、いくつかのブランドを同時に立ち上げています。化粧品であれば、40歳以上の肌年齢が気になる人向けのラインや、20代の学生、OL向けといった具合です。それが上手くいけばいいですが、一つ一つのブランドが上手くシェアを伸ばせず、短命に終わってしまうサイクルを繰り返すようでは、遠くない将来に行き詰ってしまいます。それを打開するために生まれたのが、メガブランド戦略です。
いくつかのブランドを統合
多ブランド化戦略の弊害として、各ブランドに対する広告宣伝費の割り当てが少なくなる、知名度が分散するといったマイナス面が挙げられますが、大手化粧品メーカーでは、それまである程度知名度のあったブランドを一つに統合、メガブランド化することで、ひとつのブランドに対して巨額の広告宣伝費を投入、それまでのブランドが5年掛けて築いた「認知度80%」を、わずか半年で達成したそうです。